トップページ放射線治療について
当院では放射線治療装置、TomoTherapy社製 TomoHDシステムを2012年9月に導入いたしました。
四国では初の導入になり、今後さまざまな症例において患者様へ、より良い治療のお手伝いが出来るものと考えています。
トモセラピーは、強度変調放射線治療(IMRT)の専用機で、複数のビームを組み合わせて放射線の強弱をつけることで、
正常組織への副作用を低減し、腫瘍部位に集中して照射することができる画期的な装置です。
また、CT装置を内蔵し、治療直前に撮影した画像を使って位置の補正(IGRT)を行うことで
正確な位置に照射することができます。
腫瘍の形状に合わせた線量分布を形成でき、正常組織の被ばく線量をより低減できる治療技術のひとつです。 これにより、従来の照射方法と比較して腫瘍制御率の向上や副作用の軽減が期待されます。 トモセラピーでは360度方向からの照射と数万に及ぶビームの組み合わせによって、 複雑な形状をした腫瘍にも、その形状を合わせて照射することが可能です。
照射の直前にCTで画像情報を取得し、治療計画時の画像と合わせ込みながら位置を確認して正確な照射を目指す治療技術です。 臓器の形状が変化しても位置の補正をすることで正確に治療することができます。
呼吸性移動の大きい部位の腫瘍は苦手ですが、その他は全て適応となります。 IMRTとIGRTにより従来に比べて、より安全に放射線量を増加することが可能になりました。 放射線量を増加させることで、より良い効果が得られる前立腺がんは最も良い適応疾患です。
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