トップページ滝宮総合病院の活動
「第59回献血運動推進全国大会」の開催にあたり、献血協力団体として厚生労働大臣感謝状を受賞し、令和5年7月27日に香川県庁で行われた伝達式に井上病院長が参加しました。
「献血運動推進全国大会」は、広く国民各層に献血制度への理解と協力を求め、献血運動を全国的な国民運動として推進するため、「愛の血液助け合い運動」の一環として都道府県の持ち回りにより開催されているものです。また、この表彰は、献血活動に積極的に協力し、他の模範と認められる個人や団体に贈られるものだそうです。
医療技術が進歩した現代でも血液は人工的に造ることはできませんし、血液は生きた細胞ですので長期間保存することもできません。一方で、少子高齢化の影響により献血ができる人口(16〜69歳)は減少しています。今後も患者さまに血液を安定して提供するためには、多くの方々の継続的な協力が必要不可欠となっています。
これらのことを踏まえ、私たちは毎年2回、血液センターの「献血バス」に来てもらい、献血を行っています。もちろん、これからも継続していく所存です。
私たちは地域の中核病院として安全・安心な医療を提供し、皆様から信頼され支持される病院を目指してまいります。
令和5年7月25日(金) 19:00〜19:45 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した 不眠症に対する治療方法 についての勉強会を開催し、13名のスタッフが参加しました。
勉強会においては、米国では認知行動療法(CBT-I)が不眠症に対する標準治療に位置づけられていること、慢性不眠障害、高齢者・睡眠薬長期服用中の不眠症などに対する有効性が指摘されており、不眠症状の改善に伴って、うつ病の中核症状・ガン患者の疲労感の軽減をもたらすこと、睡眠薬の減量を促進することなどが示されました。
参加したスタッフからは、「当院に精神科はないので不眠症の根源的治療に直接携わる機会はないと思うが、不眠でお困りの方は多ので、『不安や緊張を減らしリラックスを増やす』というCBT-Iのメソッドは大変参考になり、日々の看護に役立てていきたい。」との話を聞くことができました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。
令和5年7月22日(土)、香川県看護協会主催事業である「ふれあい看護体験」を実施しました。「ふれあい看護体験」は、高齢化社会を支えていくには看護の心、ケアの心、助け合いの心を広く分かち合うことが大切ということを多くの方々にお伝えすることを目的として開催されています。
当院においては近隣の中学生を対象として開催、5名の方に参加いただきました。
病院長挨拶の後、リハビリテーション室や放射線科(CT室)のほか、普段入ることができない中央検査室、調剤室(薬剤部)、救急室、手術室を見学、手術室では手術前の手洗いやガウンテクニックを体験していただきました。
その後、本来は入院病棟で行いたいところですが、新型コロナウイルス院内感染防止対策の必要から、会議室において、聴診器、ベッドサイドモニターの使い方や三角巾・包帯の巻き方、ベッド上手浴を体験していただきました。
さらに、患者さまの食事(病院食)のことも知っていただきたく、本年よりはじめての取り組みとして、嚥下状態に合わせ提供している「レベル食」をご覧いただくとともに、とろみ剤の使い方《とろみ水の作り方》を体験していただきました。
見学・体験後には参加の皆様から一言ずつの感想も発表していただきました。感想を聞いた担当の看護師は「ご参加の皆さんから『将来は皆さんのような看護師になりたい』、『ありがとうございます』との言葉をいただき、私たちにとっても大変嬉しく、励みになります。スタッフ一同に伝えたいと思います。」と申しておりました。
令和5年7月23日(日)に行われる琴平町議会議員選挙の不在者投票を7月21(金)に行いました。
県選挙管理委員会が不在者投票を行うことのできる施設として指定する病院等に入院の方は、選挙期日(投票日)の公示日又は告示日の翌日から選挙期日の前日までの間、当該施設において不在者投票を行うことができ、当院もその指定病院となっています。
今回は、お申し出いただいた2名の入院患者さまに投票をしていただきました。
不在者投票は、「手続きが面倒」、「わかりにくい」と思われ、投票を諦めてしまう人もいる と伺っておりますが、選挙権を行使するための貴重な制度です。 当院は、今後においても患者さまの意思と権利を尊重し、信頼関係にもとづいた医療サービスの提供に努めてまいります。
令和5年7月21日(金) 12:00〜12:30 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した 骨粗鬆症治療に係る自己注射導入指導のあり方についての勉強会が開催され、17名のスタッフが参加しました。
勉強会においては先進医療機関での取り組みが紹介され、自己注射導入に際しては患者さまの不安(痛みに耐えられるのか、そもそも自分で注射できるのか、毎日(毎回)忘れずに続けられるのか 等)を取り除くことが重要であることを学びました。
参加したスタッフからは、「使用薬剤は医師が選択するのではなく、生活を考え患者さん自身に選択してもらうことが大切だと感じた。」、「在宅自己注射は、『導入すれば終わり』ではなく、継続的なフォローが重要であることを改めて認識した。」との話を聞くことができました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。
令和5年7月20日(木) 19:00〜20:00 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した 呼吸器感染症、特にかぜ症候群に対する漢方治療についての勉強会が開催され、20名のスタッフが参加しました。
勉強会において、かぜ症候群に対しては漢方治療も有効であること、発症からの期間(急性期・亜急性期・遷延(慢性)期)と患者の体力(体質)により使い分けが必要であることを学びました。
参加したスタッフからは、「漢方薬のニーズは増加していると伺っており、患者さまからの問い合わせが増えることも予想されるので、それに応えられるよう継続して勉強していきたい。」との話を聞くことができました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。
令和5年7月12日(水) 朝の8時から、職員19名で病院周辺の清掃活動を行いました。
職員それぞれが任意の場所で雑草の除去やポイ捨てされたと思われるごみを拾い集め、15分ほどで一杯になった45リットルゴミ袋が2つできました。また、途中すれ違った患者さまもしくはそのご家族さまから「おはようございます」とのお声がけもいただき、とても気持ちよく活動することができました。
今後も皆様から信頼され支持される病院をめざし、努力してまいります。
令和5年7月11日(火) 12:30〜13:10 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した 脊椎由来の神経障害性疼痛の管理についての勉強会が開催され、20名のスタッフが参加しました。
勉強会において、肩や腰の痛みを「高齢だから仕方がない」とあきらめている人、がまんしている人は多いこと、一方で内科的治療(=お薬を飲む)により疼痛の軽減が得られる症例も多いことを改めて認識し、併せて最新の外科的治療(=手術)方法を学びました。
参加したスタッフからは、「専門分野以外のお薬の情報が得られ、診療の幅が広がります。」との話を聞くことができました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。
令和5年7月10日(月) 18:45〜19:45 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した心血管疾患を合併している2型糖尿病患者の治療に関わる医薬品についての勉強会を開催し、14名のスタッフが参加しました。
勉強会において心血管疾患を合併している2型糖尿病の治療にはGLP-1受容体作動薬が有効であること、最大の効果を得るには医療者から患者への服薬支援が重要であることを学びました。
参加したスタッフからは、「こうした勉強会に参加し、常に最新の薬の知識をアップデートして、日々の患者診療に役立てていきたいです。」との話を聞くことができました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。
令和5年7月5日(水) 19:00〜20:00 健康館5階 大会議室にてインターネットを利用した2型糖尿病の注射療法についての勉強会を開催し、多数のスタッフが参加しました。
勉強会においては、多様化している治療を受けられている方のニーズと、それに対応するための選択的な治療のあり方を学びました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。
令和5年7月3日(月) 12:30〜13:30 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した不眠症治療薬についての勉強会を開催し、20名のスタッフが参加しました。
勉強会において、不眠症治療は、まず生活習慣の改善を行うことが重要であること、薬物治療では薬剤選択が鍵であり、症状が安定してきたら十分に観察のうえ適切なタイミングで減薬・休薬を行うことが大切であることを学びました。
参加したスタッフから、「患者の年齢に応じた具体的な不眠への対応方法がわかったので、今後の看護に役立てていきたい。」との声を聴くことができました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。