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令和6年9月26日(木)、患者さまの夕食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。
今回の献立は「米飯」、「黄身焼」、「炒り煮」、「酢物」で、「米」、黄身焼の「ささ身、卵」、炒り煮の「まな」が県産品です。(県産品の使用率は63.7%となっています。)
鶏肉にはさまざまな部位があり、それぞれに特徴があります。主な部位としては、ジューシーでコクのある味わいが特徴のもも肉、脂肪が少なく、淡泊な味わいが特徴のむね肉、濃厚な味わいとプリプリとした食感が特徴のせせりのほか、手羽先、手羽元、レバー、砂肝など、さまざまな部位があります。
今回使用するささ身は、むね肉の一部で、笹の葉の形に似ていることから「ささみ」と呼ばれています。管理栄養士によりますと、「高タンパク、低脂肪、豊富なビタミン・ミネラルを含み、病気療養中の方におすすめの食材」とのことです。
今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。
令和6年9月25日(水)、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練の第4週目研修を行いました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本栄養治療学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。
本日は症例カルテ確認に引き続き、言語聴覚士より「摂食嚥下障害」、理学療法士より「ポジショニング」、作業療法士より「自助具等」、看護師より「食事介助、褥瘡予防」等の講習を行った後、病棟回診や栄養評価等の実技を行いました。
臨床実地修練において、受講者はさまざまな専門職から指導を受けます。
NSTは多職種が連携・協力して進めていきますが、その中心となるのはNST専門療法士です。それぞれの専門職がどのような役割を持ち、特徴を理解しておくことは非常に重要です。
この技能・知識を習得するためには、多くの専門職からのガイダンスが必要となっています。
私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。
令和6年9月18日(水)、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練の第3週目研修を行いました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本栄養治療学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。
本日は症例カルテ確認に引き続き、薬剤師より「輸液・簡易懸濁」の講習を行った後、病棟回診や栄養評価、模擬栄養指導等の実技を行いました。
NSTラウンドにおいては、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師など多職種が協力して治療計画を調整すること、患者さんの嗜好や体調に合わせた食事形態や栄養補助食品を提案し、食事に対する意欲を維持するため患者さんの心理面にも配慮が必要であることなどが説明されました。
私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。
9月16日は「敬老の日」です。皆さまご存じのとおり、日本の国民の祝日の一つで、高齢者を敬う日です。「国民の祝日に関する法律」によれば、「多年にわたり社会につくしてきた高齢者を敬愛し、長寿を祝うこと」が趣旨とされています。
この「敬老の日」に、患者さまの夕食に「行事食」メニューを提供しました。今回の献立は「ちらし寿司」、「たらこ和え」、「煮しめ」、「和菓子」です。
以前にも掲載しましたが、日照りの多い讃岐国では米の収量が少なかったため、すしは「ハレ」の日の最大のごちそうでした。
今日、ちらし寿司(バラ寿司)はうどん屋さんなどでもよく見かけるようになり、日常食とも言えますが、昔は春・秋のお祭りや冠婚葬祭などで食べられていた特別な料理でした。
当院では、「地産地消食」だけでなく、季節を感じていただけるような食材・料理を献立に取り入れた「行事食」を毎月1回提供しています。
今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため、地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。
令和6年9月11日(水)19:00〜19:40、本館2階薬剤部にて、インターネットを利用した糖尿病に関する勉強会が開催され、複数のスタッフが参加しました。
今回の勉強会では、糖尿病と睡眠の関係について説明が行われました。
講演では、特に2型糖尿病患者の夜間の生活行動や睡眠状況が糖尿病の合併症に与える影響について説明されました。また、糖尿病と夜間頻尿や睡眠時無呼吸症候群の関連性についても報告されました。
さらに、これらに対する治療方法として、生活習慣の改善や薬物療法が示されました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心な医療提供に努めてまいります。
令和6年9月11日(水) 朝の8時から、職員13名で病院周辺の清掃活動を行いました。
時候の挨拶は「初秋の候」となりますが、9月に入っても滝宮の最高気温は連日「真夏日(30℃以上)」、昨日に至っては「猛暑日(35℃以上)」と、暑い日が続いています。活動日8時現在も29℃となっていますが、日の出日の入りはそれぞれ5時44分(11日)、18時18分(10日)と、確実に日中の時間は短くなっています。昨日の夕方に降った雨の影響か、空気も少しだけ柔らかくなったように感じます。
参加した職員は、それぞれ任意の場所で雑草の除去やポイ捨てされたと思われるごみを拾い集め、15分程度でその量は90リットルのゴミ袋1袋になりました。
今後も皆様から信頼され支持される病院をめざし、努力してまいります。
令和6年9月11日(水)、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練の第2週目研修を行いました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本栄養治療学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。
本日は症例カルテ確認に引き続き、看護師より「点滴ラインと輸液実施、経腸栄養ラインと実施」等、臨床検査技師より「臨床検査」、管理栄養士より「経腸栄養剤の種類」、歯科医師より「口腔機能と栄養」の講習の他、病棟回診や栄養評価等の実技を行いました。
「口腔機能と栄養」の講義では、石田歯科部長が口腔機能と栄養の密接な関連について説明しました。歯の数が減少すると硬い食べ物を避ける傾向が強まり、野菜や果物、肉類などの摂取が減少します。その結果、重要な栄養素が不足しがちになることを、具体的な事例を挙げながら解説しました。
私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。
令和6年9月4日(水)19:30〜20:30、本館2階薬剤部にて、インターネットを利用した、特に女性の片頭痛に関する勉強会が開催され、複数のスタッフが参加しました。
今回の勉強会では、生成脳神経クリニックの入江恵子院長が講演を行いました。
入江先生の講演では、ホルモンの変動が片頭痛に与える影響や、ライフスタイルの改善がどのように片頭痛の頻度や強度を軽減できるかについても触れられ、具体的なアドバイスや実践的な対策が多く紹介されました。
今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心な医療提供に努めてまいります。
令和6年9月7日(土) 14:00〜15:30 岡田コミュニティーセンター 研修室にて、当院主催の市民公開講座を開催いたしました。
講演では、杉尾 純子 保健師が『バランスの良い食べ方のコツ』をテーマに、岡本 佳樹 病院長補佐(外科部長)が『ご存じですか、足の付け根が膨らむ病気 〜 鼠径ヘルニア(脱腸)について 〜』をテーマにお話をさせていただきました。
アンケートでは、「食事についてもう一度考えるきっかけになった。鼠径ヘルニアについても詳しくよく分かった。」、「鼠径ヘルニアについてはテレビでCMが流れているので名前は知っているが、薬では治せないことなど、より専門的な内容が分かって良かった。」など、多くの声をいただきました。
今後も、市民の皆さまに、身体や健康に関して正しい知識を提供する場として、市民公開講座を定期的に開催していきたいと思います。
私たちは地域の中核病院として安全・安心な医療を提供し、皆様から信頼され支持される病院をめざしてまいります。
9月7日(土)、患者さまの夕食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。
今回の献立は「米飯」、「カレームニエル」、「卵とじ煮」、「酢物」で、「米」、卵とじ煮の「卵、たまねぎ」、酢物の「キュウリ」が県産品です。(県産品の使用率は57.3%となっています。)
JA香川県の広報誌「きらり」2024年8月号によりますと、キュウリの県内の主な産地は三木町、高松市、綾川町、三豊市、観音寺市だそうです。語源は完熟すると黄色くなる「黄瓜」とされ、そのウリを未熟なうちに収穫したものを「キュウリ」と呼ぶようになったそうです。原産地はヒマラヤ山麓からネパール付近の高冷地と言われており、選び方としては、重みがあり、濃い緑色でハリがあり、トゲがツンと尖っているものがおすすめだそうです。
今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。
令和6年9月4日(水)、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練研修を開始しました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本栄養治療学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。
このNST専門療法士になるには、認定された教育施設(県内で募集を行っているのは香川大学医学部附属病院、坂出市立病院、三豊総合病院、及び当院の4施設 ※令和6年9月現在)で合計40時間の実地修練を修了していること他の条件があり、当院は教育施設に認定されています。
当院では、この臨床実地修練研修を年2回開催しています。今回は、他施設から2名、当院から3名の計5名が、本日から毎週水曜日、5週にわたり臨床実地修練研修を受講します。
本日は開会式・オリエンテーションに引き続き、管理栄養士より「栄養評価・スクリーニング・傾向栄養・食形態」、医師より「アセスメント・診断推論」、「サルコペニア・フレイル」、「栄養療法のプランニング(ゴール設定)とモニタリング」の講習の他、病棟回診や栄養評価等の実技を行いました。
私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。