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滝宮総合病院の活動

2023年9月

2023年9月27日 栄養サポートチーム専門療法士臨床実地修練の第3週目研修を行いました

令和5年9月27日(水)、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練の第3週目研修を行いました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。

本日は、歯科医師より「口腔機能と栄養」、歯科衛生士より「口腔ケア」、薬剤師より「輸液・簡易懸濁」、臨床検査技師より「臨床検査」、管理栄養士より「病態栄養」の講習の他、栄養評価等実技や病棟回診などを行いました。
研修は本日が折り返しとなりますので、研修生さんにこれまでの研修についてお伺いしたところ、「難しいと思っていたことも丁寧に教えてくれるので、とても理解しやすいです。」との感想をいただきました。また、後半に向けては、「病棟回診の実地訓練の際、知識不足を痛感しました。後半の訓練の際は少しでも対応できるよう頑張ります。」との抱負を語ってくれました。



私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。

2023年9月21日 心不全における輸液管理についての勉強会を開催しました

令和5年9月19日(火) 12:00〜12:30他計4回、心不全における輸液管理についての勉強会を開催し、栄養サポートチーム( Nutrition Support Team : NST )のメンバーを中心に複数名のスタッフが参加しました。
心不全とは、心臓に何らかの異常があり、心臓のポンプ機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。
勉強会において、従来、心不全の治療では体重増加を抑えることが重要とされてきましたが、超高齢社会を迎えた近年においては、高齢者の心不全が増加し、これらの方のBMIが下がると再入院率や死亡率が上がることから、活動や筋肉体重増加を促進することも重要になってきていることを学びました。
具体的対応として、高齢心不全患者では、@ 基礎代謝が亢進するので熱量が不足することがある、A 利尿剤の使用により尿中ナトリウム排泄量が増加し低ナトリウム血症を来すことがある、B 蛋白の同化(合成)抵抗性と異化(分解)亢進によりサルコペニア(筋肉減少症)の状態にある、ことからそれぞれを補うことを考慮すること、が示されました。

今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。

2023年9月20日 栄養サポートチーム専門療法士臨床実地修練の第2週目研修を行いました

令和5年9月20日(水)、先週から開始した栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練の第2週目研修を行いました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。

本日は、医師より「栄養療法のプランニング(ゴール設定)」、看護師より「点滴ラインと輸液実施経腸栄養ラインと実施、注入関連トラブル等」、管理栄養士より「経腸栄養剤の種類」の講習の他、栄養評価等実技や病棟回診などを行いました。
栄養サポートチーム専門療法士は「優秀な人材を育てるため」に始まった資格制度なので、これを目指している研修生の皆さんの受講する姿からは緊張感が漂っていました。また、河内 医師も普段の“優しい”、“気さくな”感を封印(?)し、より“厳格”な雰囲気を持って講義を行っていました。


私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。

2023年9月18日 行事食を提供しました

9月18日は「敬老の日」です。皆さまご存じのとおり日本の国民の祝日の一つで、高齢者を敬う日です。「国民の祝日に関する法律」によれば、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うこと」が趣旨とされています。
また、敬老の日の由来ですが、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)村長であった門脇政夫氏が、「老人を大切に、お年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨で、1947年(昭和22年)9月15日に「敬老会」を開催したことが始まりとされています。
この「敬老の日」の患者さまの夕食に「行事食」メニューのお食事を提供しました。


今回の献立は「ちらし寿司」、「たらこ和え」、「煮しめ」、「和菓子」で、「ちらし寿司」には、穴子を使っています。穴子の細長い体は「永続」や「長寿」の象徴として、古来より健康長寿の縁起物とされているそうです。


当院では、「地産地消食」だけではなく、季節を感じていただけるような食材・料理を献立に取り入れた「行事食」を毎月1回提供しています。
今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。


2023年9月14日 中学校の職場体験学習の受け入れをしました

9月12日から14日までの3日間、近隣中学校の職場体験学習として、2年生4名の生徒さんが来院しました。
病院で働いている職種について幅広く知ってもらえればと考え、注射薬や飲み薬を扱う薬剤師、当院の特徴の一つであるPET−CT装置などを扱う診療放射線技師、血液検査のみならずエコーや心電図を扱う臨床検査技師、病棟や外来で幅広く患者さまのケアを行う看護師、運動機能の回復を支援する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、人工呼吸器はじめ生命維持装置も扱う臨床工学技士、の職場をそれぞれ体験・見学してもらいました。
参加した生徒さんからは、「普段見られないところを見ることができて楽しかった」、「病院はいろんな職種の人がチームとなって働いていることがわかってとてもよかった」などの声をいただきました。
また、対応した当院のスタッフからも、「生徒さんに説明することで業務の振り返りにもなり、また、新鮮な気持ちになれたので、良い機会になりました」、「職場体験された生徒さんには今回の体験を通じて、ぜひ将来の進路に結び付けてもらえればと思います」との話を聞くことができました。

私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。

2023年9月14日 地産地消食を提供しました

令和5年9月14日(木)、患者さまの昼食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
今回の献立は「米飯」、「ツナオムレツ」、「ナスのトマト煮」、「ゼリー」で、「米」、ツナオムレツの「卵・たまねぎ」、ナスのトマト煮の「ナス・鶏ミンチ」が県産品です。(県産品の使用率は59.5%となっています。)
調理スタッフが「ナスのトマト煮」について、「ナスはとろけるような食感とクセのない淡白な味わいで、どんな料理にも相性抜群です。使用したものは有名な「三豊ナス」ではありませんが、抗酸化作用もあるので残さず召し上がっていただければと思います。」との話をしてくれました。

今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。


2023年9月13日 清掃活動を行いました

令和5年9月13日(水) 朝8時、毎月恒例の病院敷地内とその周辺の清掃活動を職員20名が行いました。

9月に入り幾分の涼しさを感じられるようにはなりましたが相変わらず気温は高く、また、ここ数日は雨量も多かったことからか、水路脇の植栽や通路脇には多くの雑草が伸びていましたので、これらの除去を行い、20分ほどで90リットルゴミ袋と45gのゴミ袋がそれぞれ2つずつ、ほぼ一杯になりました。

今後も皆様から信頼され支持される病院をめざし、努力してまいります。


2023年9月13日 栄養サポートチーム専門療法士臨床実地修練研修を開始しました

令和5年9月13日(水)、栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)専門療法士臨床実地修練研修を開始しました。
NST専門療法士は、一般社団法人日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)が認定する栄養管理の専門家です。最近は多くの病院でNSTが設置されており、NST専門療法士にはチームの中心的な存在として活躍することが期待されています。
このNST専門療法士になるには、認定された教育施設(県内には香川大学医学部附属病院、坂出市立病院、三豊総合病院、及び当院の4施設 ※令和5年9月現在)で合計40時間の実地修練を修了していること他の条件があり、当院は教育施設に認定されています。
当院ではこの臨床実地修練研修を年2回開催しており、今回より他施設の研修生の募集を開始しました。そして今回は、他施設2名、当院1名の計3名が本日から毎週水曜日、5週に渡り臨床実地修練研修を受講します。
臨床実地修練研修については、指導責任者である脳神経外科部長 河内雅章 医師が「修練研修は今後も継続的に開催し、受講者を募集するので、NST専門療法士を目指している方は当院ホームページを時々ご確認いただき、ご応募いただければと思います、受講された方が全員NST専門療法士になれるよう全力で指導・サポートします。」との抱負を語ってくれました。

私たちは積極的な教育活動に取り組み、将来に向けた人材の育成に努めてまいります。


2023年9月12日 医薬品に関する勉強会を開催しました

令和5年9月12日(金) 12:45〜13:45 健康館5階 講堂にて、インターネットを利用した2型糖尿病治療に関わる経口内服薬についての勉強会を開催し、12名のスタッフが参加しました。
勉強会においては講師より、医療機関での使用経験を踏まえた経口内服薬の有効性・安全性が示され、経口内服薬は従来のGLP−1注射製剤と比較し注射指導の手間が無くなり、患者からも受け入れやすくなった反面、胃から吸収させ効果を出すためには服薬指導が必須となることを学びました。
参加したスタッフの一人より、「当然のことですが、服薬指導については一律ではなく、患者さんにより個別化を図り、最適化を図ることが重要であることを改めて確認しました。そのことを踏まえ、今後の診療にあたっていきたい。」との話を聴くことができました。

今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。

2023年9月9日 地産地消食を提供しました

令和5年9月9日(火)、患者さまの夕食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。
今回の献立は「米飯」、「カレームニエル」、「卵とじ煮」、「酢物」で、「米」、卵とじ煮の「卵・たまねぎ」、酢物の「きゅうり」が県産品です。(県産品の使用率は51.9%となっています。)
調理スタッフは卵とじ煮について、「香川県は昔から養鶏が盛んで、当院はいつも系統組織から購入の新鮮で良質な卵を使用しています。美味しく召し上がっていただければ幸いです。」と話してくれました。

今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。


2023年9月7日 医薬品に関する勉強会を開催しました

令和5年9月7日(木) 18:30〜19:30 本館2階 薬剤部にて、インターネットを利用した二次性副甲状腺機能亢進症に関わる経口内服薬についての勉強会を開催し、11名のスタッフが参加しました。
二次性副甲状腺機能亢進症は透析患者にとって主要な合併症のひとつで、副甲状腺からホルモン(PTH)が過剰に分泌され、血液中のカルシウム濃度を必要以上に上昇させてしまう病気です。勉強会においては、透析患者は腎臓の働きが弱いため、血液中のカルシウムやリンの量のバランスが崩れ、これへの対応のためPTHの分泌量が増加、過剰に分泌されたPTHが骨に作用し、骨からカルシウムとリンを溶かし出し、結果、「線維性骨炎」や「異所性石灰化」につながることが示されました。併せて、活性型ビタミンD3製剤とカルシウム受容体作動薬を用いることで血液中のリンとカルシウムをコントロールし、PTHの過剰分泌を抑制することで二次性副甲状腺機能亢進症による合併症の悪化を防ぐことができることを学びました。

今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心の医療提供に努めてまいります。

2023年9月5日 献血に協力しました

令和5年9月5日(火)、香川県赤十字センター様にご協力いただき、当院東側駐車場にて献血を実施しました。
献血は、献血バスに来ていただき、アルコール消毒や献血バスへの乗り込み人数に制限を設けるなど、感染防止対策が行われる中で実施されました。
館内放送で献血開始を呼びかけると、業務の合間を縫って26名の職員が参加してくれました(採血人数は23名でした)。

当院は、今後も献血活動に協力して参ります。


2023年8月31日〜9月3日 病室等のワックス清掃を実施しました

令和5年8月31日(木)から9月3日(日)にかけて、病室等のワックス清掃を実施しました。
病室のワックス清掃に際しては、患者さまに移動をお願いし、荷物は廊下等に出して作業をしました。
ご迷惑をお掛けすることとなるにもかかわらず、皆さまからはご理解とご協力をいただき、安全かつスムーズに作業を進めることができました。

当院は今後も地域医療を担う中核病院として、ご利用の皆さまの要望に応える医療機能、医療環境の充実に努めてまいります。


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