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滝宮総合病院の活動

2025年3月

2025年3月27日 勉強会を開催しました

令和7年3月27日(木)19:00〜20:00、本館2階薬剤部にて、インターネットを活用した糖尿病の合併症に関する勉強会が開催され、複数のスタッフが参加しました。

勉強会では、糖尿病の合併症の中でも「三大合併症」の一つであり、その中でも発生頻度が高いとされる糖尿病性神経障害についての講演が行われました。
糖尿病性神経障害とは、高血糖が長期間続くことで神経に障害が生じる状態を指し、主に末梢神経(手足の感覚や運動を司る神経)や自律神経(内臓の働きや血圧、体温調節を担う神経)に影響を及ぼします。その症状として、手足のしびれ、痛み、感覚の鈍化(感覚神経障害)や、消化不良、便秘・下痢、発汗異常、立ちくらみ、排尿障害(自律神経障害)などが挙げられます。
今回は、特に感覚神経障害に焦点を当てた診断および治療についての説明が行われました。この診断および治療において、最も重要とされるのは早期の診断と血糖コントロールの徹底です。また、痛みやしびれなどの症状に対しては、対症療法として薬物治療の重要性が示されました。

今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心な医療提供に努めてまいります。

2025年3月26日 清掃活動を行いました

令和7年3月26日(水)朝の8時から、毎月恒例の病院敷地内とその周辺の清掃活動を職員14名が行いました。

前月(2月12日実施)は気温0℃という厳しい寒さの中での活動でしたが、今回は天候に恵まれ、晴天の下で作業を行うことができました。西からの風が心地よく吹く中、快適な気象条件の下(日本気象協会の記録によると風速は3m、気温は18℃でした)、参加者は終始熱心に作業に取り組み、約15分で90リットルのゴミ袋2袋分のごみを集めることができました。

今後も皆様から信頼され支持される病院をめざし、努力してまいります。

2025年3月22日 市民公開講座を開催しました

令和7年3月22日(土) 14:00〜15:30 岡田コミュニティーセンター 研修室にて、当院主催の市民公開講座を開催いしました。

講演では、本田 智子 泌尿器科医員が『ずばり解決?!排尿トラブル(女性編)』と題して、常森 寛行 病院長補佐(泌尿器科部長)が『ずばり解決?!排尿トラブル(女性編)』と題して、それぞれ講演を行いました。
アンケート(結果についてはこちら)では以下のような多くのご感想をいただきました。
「雑誌で読む程度の知識でしたが、男性・女性ともに内容をよく理解できました。」
「年齢を重ねるごとにとても重要な話と感じました。参加して本当によかったです。」
「家族が先生の手術を受け、尿が出るようになり、介護が楽になりました。」

今回の講座には、事務局の想定を大幅に上回る多くの皆様にご来場いただき、心より感謝申し上げます。一方で、駐車スペースや会場座席が不十分で、皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。また、混雑にもかかわらず、スムーズな運営にご協力いただきましたことにも、深く感謝申し上げます。

私たちは地域の中核病院として安全・安心な医療を提供し、皆様から信頼され支持される病院をめざしてまいります。

2025年3月17日 市民公開講座のご案内(令和7年3月22日(水)14:00から)

令和7年3月22日(水)14:00から開催の「市民公開講座」のご案内です。

2025年3月14日 神経障害性疼痛の管理に関する勉強会を開催しました

令和7年3月14日(金)12:30〜13:10、健康館5階講堂にて、インターネットを活用した神経障害性疼痛の管理に関する勉強会が開催され、22名のスタッフが参加しました。

神経障害性疼痛とは、何らかの原因によって神経が障害されることで痛み(疼痛)を感じる状態を総称したものです。その原因には、@手術や怪我、A感染、Bアルコールや栄養障害、糖尿病など、C化学療法や水銀などによる中毒、Dがん、E三叉神経痛やヘルニアなどが挙げられます。
講演では、神経精神薬理学専門の医師が勤務先で経験した複数の症例が報告されました。また、神経障害性疼痛は画像診断で原因を特定できないことが多く、痛みが長引くため治療をあきらめてしまう方が多い現状が指摘されました。これに対し、患者自身で取り組める運動や生活習慣、考え方などの改善策が示されるとともに、薬剤によるコントロールの方法についても説明が行われました。

今後も、新しい医療知識の習得や技術のさらなる研鑽に努め、良質で安全・安心な医療の提供に取り組んでまいります。

2025年3月13日 勉強会を開催しました

令和7年3月13日(木)19:00〜19:20、健康館5階講堂にて、インターネットを活用した勉強会が開催され、20名のスタッフが参加しました。

本日の講演は、今年度に行われた以下の勉強会のシリーズ総まとめとして行われました。
・令和6年10月31日(木)めまいについて※「滝宮総合病院の活動」未掲載
・  〃  11月21日(木)女性の頭痛について
・  〃  12月19日(木)高齢者めまいに伴うフレイル対策について
・令和7年 1 月16日(木)めまいの治療について
・  〃  2 月20日(木)めまいと夜間頻尿について
本日は各回の内容を振り返る形で行われ、シリーズ全体を通して得られた知識を再確認する機会となりました。

今後も新しい医療知識の習得や技術の更なる研鑽に励み、良質で安全・安心な医療提供に努めてまいります。

2025年3月13日 地産地消食を提供しました

令和7年3月13日(木)、患者さまの夕食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。

今回の献立は「米飯」、「松風焼き」、「和え物」、「野菜炒め」で、「米」、松風焼きの「鶏ミンチ、卵」、和え物の「人参」、野菜炒めの「キャベツ、人参」が県産品です。(県産品の使用率は68.8%となっています。)

人参は、『日本食品標準成分表』に、「にんじん(根/皮つき/生)」をはじめ、根部分/葉部分、皮なし/皮あり、生/ゆで/冷凍/油いためなど、細かく人参の栄養価が収録されています。代表的な「緑黄色野菜」として知られており、そのβ-カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を丈夫にするため、免疫力を高めます。また、抗酸化作用が強いため、肌の老化防止にも役立ちます。
令和5年に最も人参の収穫量が多い都道府県は156,900トンの北海道で、以下、千葉県(111,800トン)、徳島県(49,400トン)、青森県(35,100トン)、長崎県(32,700トン)と続き、香川県は2,930トンで15位となっています。出典:農林水産省/令和5年産の結果樹面積、10a当たり収量、収穫量及び出荷量

今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。

2025年3月11日 高中性脂肪血症の管理に関する勉強会を開催しました

令和7年3月11日(火)18:30〜19:30、健康館5階講堂にて、インターネットを活用した高中性脂肪血症の管理に関する勉強会が開催され、13名のスタッフが参加しました。

中性脂肪は体内に存在する脂肪の一種であり、エネルギー源として重要な役割を果たしています。高中性脂肪血症とは、この中性脂肪が過剰となる状態のことです。その原因には、遺伝的要因、食生活、運動不足などがあります。高中性脂肪血症は動脈硬化の主要な危険因子の一つであり、放置すると脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こす可能性があります。
講演では、動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版において、管理目標値として「非空腹時中性脂肪は175mg/dl以下」が追加されたことが示されました。これに基づき、将来の虚血性脳卒中の予防のためには非空腹時の中性脂肪値の厳格な管理が重要であると考えられるようになってきた、との説明が繰り返し行われました。また、その管理方法について、いくつかの具体的な症例が提示されました。

今後も新しい医療知識の習得や技術のさらなる研鑽に努め、良質で安全・安心な医療の提供に取り組んでまいります。

2025年3月6日 院内学術講演会のご案内(令和7年3月13日(木)15:00から)

令和7年3月13日(木)15:00から開催の「院内学術講演会」のご案内です。

2025年3月6日 市民公開講座のご案内(令和7年3月22日(水)14:00から)

令和7年3月22日(水)14:00から開催の「市民公開講座」のご案内です。

2025年3月3日 行事食を提供しました

令和7年3月3日(月)、「ひな祭り」の「行事食」メニューの夕食を患者さまに提供しました。

「ひな祭り」は、皆さまご存じの通り、女の子の幸せと健やかな成長を願ってお祝いする日です。もともとは中国の風習で五節句の一つ「上巳の節句」が、その季節柄、日本で「桃の節句」とも呼ばれるようになったそうです。古代中国で行われていた災厄を払うための行事が日本に伝わり、平安貴族の子女の雅な遊びごと「ひいな遊び」と結びついて、現在のひな祭りの形ができあがったそうです。

今回の献立は「ちらし寿司」、「たらこ和え」、「みかん」、「ひなあられ」です。

「ひなあられ」といえば、桃、白、緑色の砂糖でコーティングした甘いあられを思い浮かべますが、これは関東風なのだそうです。関西風は、しょう油や塩などであまじょっぱい味付けがされており、色も白と茶色が基本です。桃色や緑色を出す際は、海老や青海苔などを使います。
なお、ひなあられの色にも意味があり、諸説ありますが、桃色は魔除けや病気除け、白は清浄、緑は邪気を払う力を表すそうです。

当院では、「地産地消食」だけではなく、季節を感じていただけるような食材・料理を献立に取り入れた「行事食」を毎月1回提供しています。
今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。

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