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滝宮総合病院の活動

2025年9月

2025年9月30日 地産地消食を提供しました

令和7年9月30日(火)、患者さまの昼食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。

今回の献立は「米飯」、「酢豚」、「もやしのナムル」、「パイナップル」です。「米」、酢豚の「豚もも角切、たまねぎ、ピーマン」、もやしのナムルの「もやし、きゅうり」が県産品です。(県産品の使用率は66.2%となっています。)

昭和世代の私にとって、酢豚にパイナップルが入っているかどうかは、よく話題になっては論争の種になっていました。
そもそも、パイナップル入り酢豚の起源は中国南部(特に上海や広東)とされており、欧米人向けに高級感を演出するために考案された料理だと言われています。
また、パイナップルにはタンパク質分解酵素(ブロメライン)が含まれており、肉を柔らかくする効果があるとされています。ただし、加熱によって酵素の働きは失われるため、調理後にその効果が残る可能性は低いとも言われています。
現在の学校給食では、子どもたちの嗜好や「フルーツ=デザート」という認識が影響しているのか、最近ではパイナップル入り酢豚はあまり見かけなくなってきているようです。一方、中華料理店では今でもパイナップル入り酢豚を提供しているところが多く、最近ではパイナップルをピューレ状にして甘酢ソースに混ぜるなど、違和感を減らす工夫もされているようです。
なお、本日の酢豚にはパイナップルは入っていませんが、また、残念ながら香川県産ではありませんが、デザートとしてパイナップルを提供いたしました。

今後も安全で安心な食事を提供するため、地産地消に取り組み、患者満足度の向上と地域への貢献に努めてまいります。

2025年9月25日 院内学術講演会のご案内(令和7年10月29日(水)14:30から)

令和7年10月29日(金)14:30から開催の「院内学術講演会」のご案内です。

2025年9月24日 清掃活動を行いました

令和7年9月24日(水)午前8時現在、気温は23℃、空は一面の曇り空ながら、東北東からの風が1mと穏やかで、屋外での活動には支障のない気象条件となっていました。こうした中、職員14名による清掃奉仕活動を実施、今回は一部の職員が植栽の刈込作業にも従事しました。

作業時間は20分強とやや長めながら、効率的に進められ、90リットルのごみ袋約7袋分の回収を行いました。季節の移ろいを感じる中での活動は、環境美化とともに職員の連帯感を深める機会ともなりました。

今後も皆様に信頼され、支持される病院を目指して努力を続けてまいります。

2025年9月12日 行事食を提供しました

令和7年9月12日(金)、2日前倒しとなりますが、患者さまの昼食として「敬老の日」の行事食メニューを提供いたしました。
「敬老の日」は、国民の祝日に関する法律において、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを目的とした国民の祝日とされています。
また、老人福祉法にもその趣旨が定められており、「国民が高齢者の福祉に関心と理解を深めること、そして高齢者自身が生活の向上に努める意欲を高めること」が目的とされています。

今回の献立は「ちらし寿司」、「たらこ和え」、「煮しめ」、「和菓子」です。

「ちらし寿司」は、昔から“ハレの日”のごちそうとして親しまれてきた郷土料理で、穴子の細長い姿には「長寿」や「永続」の願いが込められています。
「たらこ和え」は、紅色がお祝いの気持ちを表す彩りとしてふさわしく、たらこの粒には“命のつながり”や“子孫繁栄”の象徴としての意味もあります。
「煮しめ」は、大根と人参を使い、紅白の彩りで長寿をお祝いする気持ちを込めました。

当院では、「地産地消食」だけではなく、季節を感じていただけるような食材・料理を献立に取り入れた「行事食」を毎月1回提供しています。
今後も安全・安心でおいしい食事を提供するため地産地消に取り組み、患者満足度向上と地域への貢献に努めてまいります。

2025年9月12日 市民公開講座のご案内(令和7年10月25日(土)14:00から)

令和7年10月25日(土)14:00から開催の「市民公開講座」のご案内です。

2025年9月10日 地産地消食を提供しました

令和7年9月10日(金)、患者さまの昼食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。

今回の献立は「米飯」、「鶏肉のガーリックソテー」、「拌三糸」、「りんご」です。「米」、鶏肉のガーリックソテーの「とりもも肉」、拌三糸の「きゅうり、卵」が県産品です。(県産品の使用率は59.7%となっています。)

主食であるお米の価格が高止まりしている状況のなか、今年の収穫がどうなるのか、気になるところです。
農林水産省の発表によると、令和7年産(2025年産)の主食用米は、全国で約735万トンの収穫が見込まれており、前年より約56万トンの増加となる見通しだそうです。この背景には、米価の上昇によって農家の生産意欲が高まっていることや、全国的に作付面積が拡大していることがあるとされています。
香川県単独の収穫量については、現時点では詳細な数字は公表されていませんが、農水省の資料によれば、香川県の10アール当たり収量は「前年並み」と予測されており、四国地方全体でも安定した作付けが続いているようです。そのため、今年も昨年と同程度、もしくはやや多めの収穫が期待されるとの見方が示されています。

今後も安全で安心な食事を提供するため、地産地消に取り組み、患者満足度の向上と地域への貢献に努めてまいります。

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