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滝宮総合病院の活動

令和8年10月20日(火)17:00〜17:40、健康館5階大会議室にて、インターネットを活用した口腔マネジメントについての勉強会が開催され、多数のスタッフが参加しました。
口腔(お口)の機能は、単に食事を味わうだけでなく、全身の健康や生命予後、日々の生活の自立にまで深く関連していることが近年の研究で明らかになっています。特に高齢の患者さんや、全身疾患の治療中の患者さんにおいては、口腔ケアの自立が困難になると、お口の中に細菌の塊(バイオフィルム)や食べかすが残りやすくなり、深刻な口腔内環境の悪化や全身への悪影響を招くリスクが高まります。
勉強会ではまず、高齢者における噛み合わせ(咬合)の維持が生命予後や栄養状態に与える影響について解説があり、生活を守るための口腔機能維持の大切さを改めて学びました。
続いて、見落とされやすい口腔カンジダ症や義歯性口内炎の診療ポイント、および実際の治療についての説明がありました。「お口が痛い」「食事が摂れない」といった患者さんの訴えを見逃さず、適切な治療や地域の歯科診療所へつなぐ道筋をつくることが、患者さんの経過を大きく左右することが強調されました。
当院では以前より、手術を受けられる患者さんに対して全例で歯科医師が診察を行うなど、医科歯科連携による徹底した口腔管理を実践しております。医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士など多職種が一体となって患者さんを支える体制を維持・推進してまいります。
今後も新しい医療知識の習得や技術のさらなる研鑽に努め、良質で安全・安心な医療の提供に取り組んでまいります。
令和8年10月15日(木)18:30〜19:20、健康館5階講堂にて、インターネットを活用した不眠症の治療に関する勉強会が開催され、複数のスタッフが参加しました。
不眠症は、現代社会において非常に身近な健康課題の一つです。成人の約30%が何らかの睡眠に関する症状を抱えており、そのうち約10%が不眠症に該当するといわれています。特にシニア世代の方々に多く見られる症状であり、日常生活の質(QOL)の低下だけでなく、さまざまな生活習慣病のリスクを高める要因にもなるため、早期に適切な対処を行うことが重要とされています。
今回の勉強会では、不眠症治療の現状と、これからの治療戦略を学びました。
講義では、これまでに登場してきた様々な睡眠薬の特性や変化について解説がありました。近年では、脳の覚醒をコントロールする物質に作用する新しいタイプのお薬が登場しており、これらは翌朝への影響(眠気やふらつきの持ち越し)が少なく、依存性も低いという特徴を持っています。これまでの臨床試験のデータからもその有効性と高い安全性が示されており、患者さまの睡眠のタイプや体質に合わせて、より細やかな薬物選択が可能になっているとのことでした。
また、安全な医療を提供するためのリスク管理や、薬物療法の「出口戦略」についても説明がありました。日本では長期にわたりお薬が処方されやすい傾向が課題となっていますが、本来、睡眠薬による治療は短期間を基本とし、状態の改善とともに適切に減量・中止を目指していくことが重要であることが示されました。お薬の効果が十分に現れない場合には、メンタルヘルスを含めた専門医への相談を考慮すること、また、睡眠習慣の見直しを促す「認知行動療法」や「睡眠制限療法」といった非薬物療法を組み合わせることが、より健康的な睡眠を取り戻すために不可欠であるとのことでした。
今後も新しい医療知識の習得や技術のさらなる研鑽に努め、良質で安全・安心な医療の提供に取り組んでまいります。
令和8年10月14日(水) 朝8時から、毎月恒例の病院敷地内およびその周辺の清掃活動を職員14名で行いました。
今朝の天候は曇り。気温は21度。西北西からの風が2mほど吹く、すっかり秋めいた涼しさを感じる朝となりました。香川用水の取水制限が再開されるなど、四国の水がめである早明浦ダムの貯水率は依然として気がかりな状況が続いておりますが、過ごしやすい気候のもと、参加した職員はそれぞれ清々しい気持ちで作業に取り組みました。
今回も、敷地内の雑草や落ち葉の除去を中心に清掃活動を行いました。夏の暑さが落ち着き、草の勢いも少し和らいできたものの、敷地内の隅々まで目を配りながら手際よく作業を進めました。参加者の都合により作業時間はそれぞれ異なりましたが、全体としては約20分間の取り組みとなり、90リットルのゴミ袋3袋分が一杯になるまで草やゴミを回収することができました。
今後も皆様に信頼され、支持される病院を目指して努力を続けてまいります。
令和8年10月29日(木)14:30から開催の「第54回 院内学術講演会」会場受付は終了しましたが、
オンライン配信は受付しております。
令和8年10月8日(月)、患者さまの夕食に「地産地消」メニューのお食事を提供しました。
当院は、平成23年4月に香川県から給食施設部門で「かがわ地産地消応援事業所」の認定をいただき、毎月2回、地産地消食を提供しています。
この認定基準ですが、年間を通じて県産農林水産物を積極的に利用し、米は100%香川県産を利用すること、地産地消メニュー(県産農林水産物を50%以上利用したメニュー)を月1回以上提供すること、となっています。
今回の献立は「米飯」、「豆腐ハンバーグ」、「チンゲンサイのごま和え」、「里芋といかの煮物」です。「米」、豆腐ハンバーグの「鶏ミンチ、卵、ピーマン(付け合わせ)」、チンゲンサイのごま和えの「チンゲンサイ」が県産品です。(県産品の使用率は55.0%となっています。)
チンゲンサイは中国から伝わった野菜ですが、今では香川県内でも一年を通じて広く栽培されています。特に秋から冬にかけて(10月〜12月頃)が最も美味しい旬の時期を迎えます。夏の小ぶりなものに比べ、この時期のチンゲンサイは瀬戸内の穏やかな気候のもとで株がまるまると太り、厚みがあってずっしりと重くなるのが特徴です。肉厚な軸はシャキシャキとした心地よい歯ごたえがありながら、葉の部分は非常に柔らかく、噛むほどにほんのりと優しい甘みが広がります。
今回はこの特徴を活かし、さっぱりとした「ごま和え」に仕上げました。調理スタッフも「香川県産のチンゲンサイはアクやクセが少なく葉も柔らかいので、噛む力が弱い方にも食べやすく、美味しく召し上がっていただけると思います」と話してくれました。
今後も安全で安心な食事を提供するため、地産地消に取り組み、患者満足度の向上と地域への貢献に努めてまいります。